2017
03.26

不健康なのは自業自得?

Category: 雑記 2017
ある日先生から「これからコレステロールを抑える治療をしましょう!」

と言われて、びっくり。

世の中、自分程度に悪い人はざらにいるはずなのに治療の必要なんてあるのでしょうか?

答えは「ハイ」

生命予後が大きく変わるような病気を発症してしまうと本人や、周囲はもちろん、医療費を支える国も困ります。

具体的には脳梗塞、心筋梗塞、透析、というところでしょうか。

発症リスクが高い患者は予防医療に力を入れようということらしい。

大昔入院していた心筋梗塞の患者さんによると

発作を起こして救急で担ぎ込まれた場合、治療費は7、80万ぐらいだと聞きました。

(実質的には高額療養費制度適用や、高齢者のため窓口支払いは10数万ぐらい)

3割負担だと考えれば200~250万程度の治療費ということになるのでしょうか。

透析なら毎月40~50万と言われてます。

やっぱり高いですよね。

医療費なので皆で痛み分けではありますが

生活習慣病(成人病)と呼ばれる病気の大半は先天性でなく後天的な環境因子によるものです。

普段から健康に留意して摂生している人が、暴飲暴食、喫煙など不摂生で健康を損ねた人は自業自得だから医療費まで負担したくない、不健康な人だけ保険料をあげろという意見が出ることがあります。

ただ不摂生な生活をしたからといって皆が体を壊すわけではありません。

また生活習慣病を発症したから不摂生な生活を送っている人ばかりかというとそうでもない。

知人は30になる前に旅先で脳梗塞を発症しました。

女性だし、まだ若いし、基礎疾患も無かったのに、なぜ?としか言いようがありません。

病気には時々理不尽としか言いようがないことが起きます。

そもそも”不健康な人”という定義が難しい。

たとえばガンの人は?

がんの中でも肺がんなどは発症が環境による要素(60%)が大きいと言われ、乳がんの発症は遺伝子の変異による要素(90%)が大きいと言われます。

それでもやはり不健康なので、不摂生をしたと見做されてしまうのでしょうか?

例え肺がんでも環境以外の因子で発症した人もいるでしょうが、その人も不健康な生活をしたからだ、と責められるのでしょうか。

健康と不健康、分けるのはやっぱり納得ゆきません。

が自分が健康だったら、他人の医療費を延々と払い続けるのはバカバカしいと思うかもしれません。

haru20170316 (2)

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